2017-05-10 第193回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
ブラジルにおける統合自然災害リスク管理国家戦略強化プロジェクトは、観測、予警報、リスク評価、都市計画など総合的な能力構築に向けた協力ですが、都市省との意見交換の中で、技術の確かさに加え、それを押し付けるのではなく、相手国の行政システムや慣習を尊重する日本の姿勢が高く評価されていることが印象に残りました。
ブラジルにおける統合自然災害リスク管理国家戦略強化プロジェクトは、観測、予警報、リスク評価、都市計画など総合的な能力構築に向けた協力ですが、都市省との意見交換の中で、技術の確かさに加え、それを押し付けるのではなく、相手国の行政システムや慣習を尊重する日本の姿勢が高く評価されていることが印象に残りました。
中国の例でいいますと、一九九八年に四川省の成都市、省都ですけれども、ここの浄水場の建設と、それから十八年間の運転、運営管理ですね、これを民間企業に委託をするというような形で始まっています。 つまり、これまで公共が中心であった上下水道の運営管理において民間の運営による選択肢が広がってきたということなんですね。